晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

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座に繋がる冬の夜

【 詩・俳句 】

冬の夜 ← クリックしてBGM
11 (67)


晩年に細々とでもやってみたかったこと。
同人の詩か俳句の仲間と小さい座を持ちたかった。
半世紀ほど遡る。ある少年が「茱萸」という同人誌を編む。
仲間は五指に足りる。
父の使った古くさい広辞苑をパラリと捲る。
たまたま出会った言葉を書き出す。
それをパズルのように組み合わせて詩を綴る。

さて現在。青臭い言葉をそのまま憶えていて句を詠む。
津々浦々寄り添う座の仲間達の息吹が聞こえる。
わたしも生きていた。ずっと生きていた。
また別の心で生きていてこれからも生を繫ぐ。
少しずつの独白を続けて3年が過ぎた。
そろそろ座の人たちの息吹を披露したい。


風邪に臥す庭燦燦と暖充てり
道すがら言の葉交はす帰り花
年の暮無為の日かぞふ手帖かな
鮫食ひて祝宴ありき我が郷土
雨のごと真直ぐ降り来る黄葉かな
還りゆく空の清きや日向ぼこ
冷まじや漆黒の夜の深眠り  
星かくる雲の駆けゆく十二月  
仏間にも師走の風を入れにける 
じつと待つ改札口や暮早し
冴え返る大気も木々もこの身をも
冬茜異なる世界あるごとく
秋鯖の海峡越へていよ太く
いま一度見たきものあり帰り花
俄にも思ひの乱る初時雨
雑炊や目分量なる母の味
宝くじ並ぶ人等の息白し
冬灯揺らぐ彼方は異国の地
寒月光ネオン街にて息潜む
横文字の料理ばかりや年忘
珈琲と暖炉の温み北の宿
物言はぬ廃船ぽつり冬の浜
微睡めば北風運ぶ子らの声
鳶の声聞きて見上ぐる冬紅葉
万灯の蒼耀ひて冬運河
柏手に応えてくれず神無月
月欠けて松ことごとく時雨かな
火事消えて夕空沈む水たまり
おおわたの骸は透けて空気なる
木枯や梁に一揆の手斧痕
寄鍋の少し余りて夫婦二人
手袋の中の小さき手を握る
モノクロの風吹き荒れし冬の海
冬の夜や古き洋画のプロローグ
一点の真紅枯野に残りけり


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足跡を追いかけて

【 愛 】

ランナー
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ずっと続く道程ならいつまでも果てしない

愛を探してのランナーなら僕なのかも

忘れずにいようと時を重ねる

そんな思いが愛おしくてまた胸に抱く


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心根が悔しい

【自然】


100万年の幸せ
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百万年までとはいかなくてももう少しの幸せ。
これだけは私だけに注ぐものでなく周りの人たちに。
みんなひたすら生きているというのに先が見えない。
なんだか漫ろ寒の気配が伝わる。

多くのものを手に入れなくたって良いのにさと誰しも
思っているのにその心は虚ろに眠っている。
とんと世俗から離れてしまった蟄居の身には堪える。
描いた水彩は札幌から少し離れた長沼。
冬の始まりを告げる初雪の白が妙に色づいている。

狭苦しいわたしの心根を見透かすかのような色彩。
それとも筆がせせこましくなったのかな。
今年も自然に触れる機会が滅法少なかった。
師走に亘るというのにわたしはとんと動かない。


愛さえあれば立ち上げれると
いつしかその気持ちさえ失う
金星は遠くにあって
わたしを照らし続けるが
光り立たない心根が悔しい


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長音を分からずに徒然

【徒然】

メロディ
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徒然に聴く歌は冒頭のメロディ。
長音の[ー]を書き足すかどうかはとんと分からない。
だけどこれで良いと思っている。
知力はさてどうかは霧の中だけれど体力はまあまあと
覚悟を決めてこの齢まで辿りついたが。
それもこの頃は怪しくなったきた。

吟行を兼ねて秋の終わりの紅葉狩り。
歩き慣れぬアスファルトを結構の距離を稼ぐままの歩行。
覿面腰痛となる。まあそんなとこと追いやってしまう。
結構題材が拾えたと気性は秋麗といきたいところ(笑

秋うららのひと日にカメラ持参でまた出かける。
そろりと歩くことを忘れてはならない。
こうして守りと攻めの加減を知っていくのだろう。
撮った写真は美麗字句の言葉でも花でもない。
前方にふわりと浮かび立つ光の玉である。

僕は僕なりの老いの道を生きたい。

光玉と言わずしてなんと木の葉髪


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釣舟草のノクターン


【自然】

ノクターン 第2番 変ホ長調
1 (242-1)



随分と長いお暇をしてしまった。
何処かに雲隠れしたしたわけでもなく
床に臥せっていたのでもない。
偶には拙作のブログに足を運んでいただいた方
には大変申し訳なく思っています。

ほんの少しの息づかいでもアップするのが
人の道とも考えておりましたが・・
またそろりとまた再開するつもりでおります。
飽きずに訪問していただいた方がおりましたら
またのご縁を繋がらせてください。

冒頭の水彩画は相変わらず描き続けている
小生の拙作です。
秋の終わり立ち寄った公園に咲いていた
釣舟草です。
夏を思い出すかのような花色にうっとりして
筆をとったものです。

音楽は想い出の曲「ノクターン」。
言わずもがな。母の面影が偲ばれる曲です。
今日の演奏の最後にも「母さんの歌」を
そっと歌ってきました。
母がいつも背中を押してくれる。

ブログを休んでいる間に様々な関わり合いが
生まれました。
静謐に確実な歩みをもう少し続けたい。
自然のカテゴリなので釣舟草で一句。

釣舟の花に寄するは母の胸


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プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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