晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

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絹の道を歩くが如し

                         カテゴリ 【徒然】


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何日か前の朝の食卓。

サラダを口に入れながら娘がポツリと話す。
縫い糸の種類を家人に訊いている。

起き抜けの朧な思考で耳を何となく欹(そばだ)てると
裁縫で絹糸を使うのは難しいものなのかとなる。

何せ新聞も読まなきゃいけないし、パンとミルクも口に
放り込まなきゃならないが、思わず鎧戸が開かれる。

普通のことを静かに確実に日々を繋ぐ感覚でいる。
目新しい刺激を受容できないでいる日々だとしても。

若い人の感性は現世を生きることに精一杯で鮮烈さが
見えづらいと聞くが、そんなことは無いと自分で頷く。

感性なんてものはシャープなことだけが光放つと錯覚
しては言葉がただ笑う、踊らせているとほくそ笑む。

感性を磨き続けてきたと吹聴してきたわたしを含めた
世代だって、見失ってきたことはなかったのだろうか。

若い娘は母親に仕事のノウハウを訊ねたのだろう。
門外漢の父親は俳句を捻り出して時を過ごす。

パソコンに残している句帳ファイルにこう記す。


蟻の列足あと紡ぐ絹の道


上滑りをしないで言葉を繋ぐには語彙の豊富よりも
感性を揺さぶる特筆の言葉、それは唯一無二。
  



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◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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