晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

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歴史を辿る

筆者の住む satohoro も、10日前ほど「ピーヒャラドンドン、
ピーヒャラドン」の笛太鼓の音が鳴り響く、札幌まつりを終えた。
各地で行われる北海道の祭りの多くは、春祭りである。
リラの香りがいつの間にか風に消え、ニセアカシアの白い花が、
遅い夏の訪れを告げるこの時期が、北海道の祭りとなる。

ここでは吉田拓郎のノスタルジックな「祭りのあと」に惹かれて、
その由来を書くのは止めておくが・・ただし、祭りの後の寂しさは
この齢になっても、まだ十分に忘れていないことを付記しておく。
ボランティアで活躍している、アコースティックギターの十八番は
「祭りのあと」に決めている。

祭りのあと

元来、喧騒というか人ごみより静謐、限りなく人様に会わない所
を好む性質なので、札幌まつりの期間には春の終わり告げる森
に足を向けたわけである。

仕事で新千歳から良く飛行機に乗って出かけていた折、慌しい
行路から解放される気持ちを満喫するため、空港から自宅まで
の帰路は出来るだけ自然豊かな林を抜けて、自家用車で帰る
ことにしていた。いつも、千歳から長沼を通る道なりに、気に
なっていた自然林がある。

ちょうど千歳に行く機会があり、ずっと思い描いていた林、という
より森に近い、森林を歩いてみた。
ところで、「木を見て森を見ず」の譬えを忘れてはならぬ。
水彩画を描く際の心得えだけではなく、自分自身の生き方その
ものを確認せねばならない。

話しを戻さなくては。
森に一歩踏み込んだ途端、フィトンチッドの香りに全身が包ま
れる感覚になるのは、いつものこと。周りの草木の中で一番
目に付くのは、大姥百合オオウバユリである。
一段と背高のっぽの矍鑠とした立ち姿は、ほかの植物群を
ただただ圧倒する。

小一時間、膝丈ほどのブッシュを漕ぎながら、色合いのある
花を中心に写真を撮ってきたことは言うまでもない。
その場所は国指定の史跡である「キウス周堤墓群」。
キウスとはアイヌ語で、葦が多いところである。
ちなみに、アイヌ葱は北海道では春の季語である。
こう、わたしも詠んでいる。

アイヌ葱生命線の太くなり

古の民はまぼろしアイヌ葱

約3200年前、縄文時代後期の墓跡で、周堤墓は広く地面を
丸く掘り、掘った土は周囲に土手状に積み上げられ、内側
に複数の墓がある。
風のように過ぎ去ってきた、歴史を辿る場所を感じたければ、
この地をそぞろ歩きすること、お奨めである。


コピー ~ DSCN6109

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プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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