晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

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奇しき光よ


   冬の星座 ← クリックしてBGMを 
DSCN7236.jpg


木枯し途絶えて 冴ゆる空より
地上に降りしく 奇しき光よ
ものみな憩える 静寂の中に
煌き揺れつつ 星座はめぐる

仄々明かりて 流るる銀河
オリオン舞い立ち スバルはさざめく
無窮を指差す 北斗の針と
煌き揺れつつ 星座はめぐる



明日は例会の歌声サロンである。
如月に歌われる20曲の中に「冬の星座」が含まれている。

演奏は毎度一発勝負なので、前日までに一人リハーサルを
することにしているのだけれど、アルペジオで弾き始めながら
歌いだすと、グイグイその歌詞に惹きこまれる。

アメリカ合衆国のウィリアム・ヘイスによって作詞・作曲された
ポピュラー・ソングではあるが、翻訳曲ではなく日本語で新た
に歌詞が作られているようだ。

作詞家の堀内敬三は実に冬の星座を壮大明媚に描いている。
詩はこう書かなくてはいけないとの啓示が与えられている。

「地上に降りしく奇しき光よ」は絶対にモチーフが浮かばない。
・・奇しき・・を国語辞典で調べてみてもその用言は出てこない。

なんとか駄作の句を捻りたいと考え、ようやく古語辞典で探した。
『くすし』とあって、万葉集と宇治拾遺物語に用例があった。

連環するような調べ方を少し丹念に進めようと考えているので、
調べものはできるだけ電子媒体に頼らず、紙媒体に固執しようと
考えているが、これはアナログに帰結しようとの思惑なのかも。

便利さだけを追求するばかりに、何か手落ちというか大切なこと
を置き去りにしていないかと、もう一度振り返るこの頃である。

演奏は午前中に終わらせ、夕方からは真摯な子ども達との剣道
の稽古日である。

数十年前に初めて稽古指導の責に就いた時、その道場訓は
確か、「守破離」であったと覚えている。

わたしの教えを子供達が忠実に学ぼうとする段階が「守」であり、
その教えを子供達が応用、模索する段階が「破」である。
「離」は子供達が自分の型を創り上げた段階で師から離れる。

一年間、汗を流しながらひたむきな稽古を続けてきた子供達。
そろそろ「守破離」の過程を話すときが来たのかもしれない。

師であるわたしも、ずっと問われていたはず。
むろん自分でも自分に問いかけ、応えてきたのか。

返答はおそらく奇しき光に照らされているだろう。

詠んだ句作はこれです。
魔境の秘密は完全に紙媒体で勉強し尽くしましたが(汗

冬の星奇しき魔鏡色みえず



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*Comment

こんにちは 

毎日お忙しそうですね。
今まで培ってこられた様々な技量を子供達や老人の為にあげられるという生き方すごく尊敬します。

「冬の星座」はおおらかな晴れ晴れとした歌ですね。
かなり固い言葉が使われている歌詞なのにメロディーに乗るとこういう雰囲気になるのがふしぎです。
ギターの伴奏で歌われたら最高でしょう。


  • posted by 笹峰霧子 
  • URL 
  • 2014.02/04 16:23分 
  • [Edit]

冬の星座 

私は この歌を
祖母が 歌っているのを
何度か きいたことがあって
なんとなく歌えます

こども心に お星さまの歌で
なんとものんびりした
意味のわかりにくい歌だなあって
思っていました
昔の教科書に のっていたそうです

おとなになって意味がわかりました
このうた(詞)の いいところは
切れのいい 美しい文語体
だから と 思います

奇しき光、 静寂・・など
本当に 日本語は 雅だなあと
感動してしまいます

くっきりと星空(情景)が浮かぶ
うたですね

冬の星座 のうた
お勉強になりました

今日も 寒空にオリオン座が
輝いていました

ちっぽけな私を 見守って
くれるかのように・・・・










  • posted by まほろば 
  • URL 
  • 2014.02/07 23:03分 
  • [Edit]

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プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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