晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

リラ冷え

筆者が住む地域は梅雨を知らない。
子供の頃、父親が蝦夷梅雨なるものを話していたようだが、
その記憶はあまりにも乏しい。
後世に必要なことを引き継ぐとした場合(その数は限りなく
少ないが)その土地特有の文化なり伝承なり、気象、言語
等を乏しい知識の中から掘り起こして書き残しておきたいと
思う。すなわち、それが齢を重ねた証でもあるが。

蝦夷梅雨は簡単に言えば、オホーツク海で発生した低気圧
が大雪と日高の山塊を延々乗り越して、冷たくて湿った雨風
を内陸部に吹き込むわけであるが、冷たい雨の降る時期は
6月の前後、二週間ほどの期間のみである。
ようやく春が終わった頃、我が街はすっぽりとリラ冷えとなる。
リラとは別名ライラック。札幌の初夏を奏でる数々の名曲は、
ライラックがモチーフになっているはずである。

コピー ~ DSCN6150

写真は白飛びの失敗作ではありません。
河畔林を歩いている時、急に湧き立つような浮遊物が舞って
きたのです。いよいよ飛蚊症かなと見間違うほど。
ケサランパサランの正体は、カワヤナギの綿毛でした。
かつての職場にはポプラの綿毛が縦横無尽に飛び交っていた
ことを思い出し、あの綿毛を集めてクッションの素材にならない
かと、道すがら考えていたことがありました。

こんな句も書いています。季語は春です。

優 し さ を 箱 に 詰 め た は 柳 絮 か な


スポンサーサイト

*Comment

蝦夷梅雨? 

知りませんでした^^

うちの ふるさとは 讃岐
空梅雨の多いところ

ふと・・ なつかしくなりました^^
  • posted by 親月 
  • URL 
  • 2013.06/18 18:19分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

最新記事

最新トラックバック

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR