晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

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古鏡の秘密


     白鳥 → クリックしてBGMを
142.jpg


明日はプラス6℃の天気予報である。
来月早々に始まる札幌雪祭りの頃、何年か前に冬の雨が
ひとしきり降っていたことを思い出す。

丹精こめて造り上げた雪像が見るも無残になっていたのを
遠目で見て、寒さに耐えている冬の暮らしをつい忘れ、季節
外れの雨を恨めしく思うのだから、人の心は裏腹である。

今日のわたしの一日である。
いつもどおり、朝七時半にはきっちりとロードヒーティングの
駐車場を颯爽と出発し、その後は緩慢なノロノロ運転となる。

雪の無い季節の運転に比べると、冬道は鏡の上をそろりと
歩き出すようなものだと、一心不乱にアクセルを踏む。
もちろん、ブレーキは極力踏まずにエンジンブレーキを使う。

鏡と言えば、天気予報後のニュースに古鏡の魔鏡現象の
ことが放映されていた。

古鏡は何年か前に俳句を詠んだことがあり、ネットで何やら
もぞもぞと検索をした記憶が残っている。

中国の禅僧である雪峰は「古鏡の闊きこと一丈なれば、世界
の闊きこと一丈となる」と説いている。
もう少し探求したいなあと思いながら、そのままにしていた。

時間を見つけて、調べてみたいと思う意欲はまだ残っている。

そのときの句作は、確かこうであった気がする。

剥落の古鏡に眠る春の闇

自分でいうのも何だが、なかなか洒落ている。
自分で自分を褒めることも、この頃少しできるようになった。

白いただ白い世界に蹲るようにして、時間を追いやるのも
結構大変な試練である。

北国の人たちの気質がこの季節に生まれるとの説が分かると
いうものだ。というか、そんな落ちを考える余裕ができたのか。

なにしろ、掲句は春を待ち望んだ心象を詠んでいたのだろう。

午後からはメディアセンターに立ち寄って、サンサーンスの
白鳥を聴いてきた。もちろん、ヘッドフォーンからの音源。

耳元から滑り込むような音感は限りなく哀切を感じさせる。

何日か前に描いた雪原のスケッチに添えてみたい名曲である。
愚作のタイトルは「林道に雪が乗る」としている。

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*Comment

こんにちは 

暖房なしで室内温度20℃の今日です。
北海道の生活を垣間見たような気がしました。
何もかもがこちらとは違うことなので、まるで異国のお話を聞くようです。

駐車場にロードヒーティングされているのですね。そして道路に出るとブレーキを踏まずにそろりそろりと……。
雪国の冬は想像以上に過酷ですね。
その代りに素晴らしいものがいっぱいある夢のような国……。

その一つに雪まつり、来月催されるのですね。雨が降ってあの雪の像が流れたら、作られた方も観る者にとっても悲しいですよね。

古鏡の深いお話も興味深いです。
いつか聴かせてくださいませ。

忍の心で春を待っている北国の人達。
南の者よりも数倍忍耐強い根性が育つことでしょう。
  • posted by 笹峰霧子 
  • URL 
  • 2014.01/31 14:14分 
  • [Edit]

白の世界 

冬の札幌の プラス6℃というのは
暖かいのでしょうか ?
北海道の冬は
一面 真っ白な世界と
私は 想像しています
凍てつく寒さは
きっと 感覚がなくなるほど
なのでしょう
「白鳥」も また真っ白な鳥
雪の白さに 負けないほど
潔く飛び立つ姿は
力強くて 美しい

ヘッドホーンで聴く「白鳥」は
また 今人さんの素晴らしい感性や
想像力を かきたてるのでしょう

古鏡の お話しに触れられず
コメントが できなくて
ごめんなさい
私には 難しくて・・

また これを機会に 勉強したいと
思います
色々と 教えてください

  • posted by まほろば 
  • URL 
  • 2014.02/07 23:34分 
  • [Edit]

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プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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