晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

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誰に向かって歌っている


   蛍 ← クリックしてBGMを
い


このブログはカテゴリを六つに大別して、大よそ順に書いている。
筆記の今日は「愛」である。

愛がテーマだと何故か胸の奥底辺りから彼のハチャトゥリアンの
剣の舞が呻りだす感じがする。

ギュンと喇叭が高らかに響く感じじゃないので、あの青臭い感情
からは随分年月が経ったのだなあとの畏まった心持ちがある。

「愛」を目の当たりに書こうとする、そんな心持ちを逃がしながら
日々を過ごしている一昨日、久しぶりに映画に出かけた。

このブログにも以前書いたけれど、あの宮崎駿の「ひこうき雲」
を観にいって以来の映画鑑賞と相成りました。

二つの映画に共通するのは零戦となっている。
諸説紛々、零戦神話を糾弾するとか反戦映画とか言われている
が、イデオロギーを文筆にする気は一切無いのでここでは非す。

久しぶりにギュンとなるような感情が胸の奥底から立ち上がる。
周りの座席の人たちの多くも、目頭を押さえていた。

映画を観た前日、ギター一本を持ち依頼された老人介護施設の
ディサービスを訪ねた。

いつもはグループホームが主な演奏場所なので、ほとんどの方
が車椅子に乗り穏やかでかつ清澄な歌声が淡々と進むのである。

デイサービスのお年寄りは兎に角元気で伸びやかな声を奏でる。
目の前に鎮座しているおじいちゃんに「お歳はお幾つですか?」
と訊ねると、ヘルパーの方が代りに答えてくれた。
「99才なんですよ」。ハアーっ。

零戦に乗って殉死した主人公は残した妻と子供にこう話した。
「もし、わたしが死ぬことがあっても必ず二人の前に現れるよ。」

弱虫の咽び泣きに去来した感情は、愛するべきものは生死に
関わらず限りなく普遍であるということである。

正直なところ、何故ボランティアをずっと続けてきたのかが幻の
ように実体が掴めなかったのです。

それが分かったのですね。映画が契機では無かったのですよ。

99才のおじいちゃんが歌集を見ながら、歌詞を追うように歌う。
そのもどしさを助けたかったわたしは、椅子をおじいちゃんの
直前に移動させて、今までに無いほど心をこめて歌った。

その所業はどんな心持ちだったかって?
早くに天国に召された父に、そして愛に包まれた母に向かって
歌い、ひたすらこの声を届けているのさ。それに気づいた。

だから、愛はいつも尊い。
それを忘れずにずっと続けようと思う。

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*Comment

愛 

カテゴリーが六つあるのはわかりませんでした。意識して読ませていただくことにします。

今回は愛がテーマですね。
愛をテーマにすると、ハチャトゥリアンの剣の舞が呻りだす感じがしますか。
熱い熱い愛なのですね。
私は物悲しくなり死にそうになります。笑ごとではありません。

99歳のおじいちゃんに心を込めて歌ってさしあげられた歌、それは涙ぐましい愛の歌になったことでしょう。
どんな歌を歌われるのでしょう。

映画を観られたとか……。
いいですねぇ。わが町には映画館がありません。なので映画を映画館で観る気分を忘れました。
  • posted by 笹峰霧子 
  • URL 
  • 2014.01/21 22:11分 
  • [Edit]

ひこうき雲 

「ひこうき雲」という映画があると
きいたことは あります
でも 見たことはなくて
どんな話なのか
すごく 知りたくなりました

大好きなユーミンの「ひこうき雲」
歌詞は ちょっと切ない・・
病で天に召された 少女のお話し・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・
99歳のおじいさまが
懸命に歌を歌われる
今人さんの歌声に合わせて・・

なんか 想像しただけで
涙がこぼれそうです

遠い昔
真っ白なランニング姿で
まっ白な ひこうき雲を
元気よく追いかけた・・・
そんなころを
思い出したかもしれません

今人さんの 歌声は
幸せをはこんで・・・

ううん
そんな 今人さんも きっと
幸せな おじいさまに
なっていかれるのでしょうね

Salyuのうた
私も 大好きです

一番好きなのは
「青空」。.:*:・'°


  • posted by まほろば 
  • URL 
  • 2014.02/08 00:29分 
  • [Edit]

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◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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