晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

晩秋の森林に今


明日に架ける橋
DSCF0087.jpg
                               朽ちた樹


なんのことは無い。たいした迷いはあり得ないことである。
そもそもが独白というか戯言を書こうとしていることに、
紆余曲折はあるはずも無い。

遅遅としてキータッチが進まないなんて思うことがある。
カテゴリにしていることを、須らく完璧にしようと思ったら、
どっかで頓挫するに決まっている。
それほど迸る血流が滾っていると勘違いしているか。

いつものトレイルを往く先々に、あちこち風倒木が傾げている。
枯れた屍と思い立つのは森を見据えていない愚者のすること。
ぼくは未だもう少し先を歩けるはずだと思い込みさえすれば、
老朽の倒木にも脈々と血が流れていることに気づく。

数多い演奏サポートの時間帯に、癒しコーナーとして自然界を
話すことがある。先週は森林浴の話しをした。
人間は二酸化炭素を吐き酸素を吸っている。
樹木は人とは真逆であるという考え方である。

森の中に人が滑り込んだら、樹木が吐き出してくれる酸素を
人間が享受できる。
一方、樹木は人間が吐き出す二酸化炭素を吸い込む。
これを循環と言えるかは人間の勝手であるが、人間が森林に
入ると、間違いなく晴れ晴れと気が穏やかになる。

フィトンチッドとかいう効能は確かにあるとは思うが、この
循環だけはホンモノのような気がするけれど。
朽ちた倒木からも酸素が放散されて、迷いの筆に彷徨うぼく
も、ただただ大きく息を吸い込む。

晩秋の森林に潜り込もう。
いつものとおに静かな出で立ちである。


・・ と書いて、この詩をぼくは綴る。いつもそうしている ・・
           ↓


静かな森に佇んでいる

夢を叶えたいなんて

大げさな願いではなくても

樹影から枯れ葉がこぼれる

昨日の別離を忘れさせる

つい猛々しく言い放ったこと

清浄な空気に言葉が瞑れる

一足さえ踏み出せば

ぼくが生きてきた証しが見える



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*Comment

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こんばんは。
何日かかけてゆっくり読ませてもらい、コメントを書いています。
トレイルという言葉を始めて知りました。

山合いへは時々行きますが、山深く入ることは最近なくなりました。男の方は一人でもそれができるのがいいですね。
これからの良い季節、山歩きは続くことでしょうね。

歩いて行けない分、1400mの高原ぐらいまで車で上がり、秋の風情や紅葉を観ることができればいいなあと思っています。
途中いのししが道路に出た記憶があります。
  • posted by 笹峰霧子 
  • URL 
  • 2013.10/12 23:26分 
  • [Edit]

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プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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