晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

初めて会った


  少年時代
DSCN6245.jpg


今日は盆の入り。家を出ている長女が帰省しており、女3人の
朗らかな笑い声が絶えない。たったひとりの男子(わたし)は、
そっと居間を出て自分の部屋に戻ることとなる。

遡ること数十年前の夏、若い若いお父さんは幼子の長女の手
を引き、国鉄ローカル線のディーゼル車に乗っている。
長女の着ているタンクトップと短パンの色は ↑ の空の色。
数日前から二人の生活なので、着せたのはお父さんである。

降りた駅から病院まで、ゆっくり長女の歩幅に合わせて歩く。
白い病室のドアを開けると、生まれたばかりの赤ちゃんを懐に
抱いて、静かに優しく微笑むお母さんが居た。家族が増えた。

長女はわたしの背後で何故かモジモジ。妹が生まれた嬉しさ
と、姉としての役割を果たさなければの綯い交ぜの気持ち?
少女みたいなお母さんは、「A さあおいで、あなたの妹よ」と。
これまた少年のような私が、長女をお母さんの元に押し出す。

姉妹がはじめて出会った日。我が家の舞台回しをする次女が
生まれた日は晩夏である。

と書いて・・
明日もう相方の元に帰る長女に渡したのが、この水彩である。
若い若いパパも齢を重ねて、水彩を描くことに明け暮れている。
娘に愚作の作品をプレゼントする齢になったということである。

幸 せ は 吾 子 に 贈 る か 遠 花 火


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*Comment

NoTitle 

私にとっても懐かしい日記を読ませていただきました。
そうですね、若い若いお父さんと少女のようなお母さん。そして産まれたばかりの妹を複雑な気持で眺める長女。

そういう時代もありましたね。
過ぎ去ったことは美しいヴェールを掛けて思い出されます。
  • posted by 笹峰霧子 
  • URL 
  • 2013.08/13 15:22分 
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プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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