晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

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俳諧を愉しむ



昨日も晴れであった。
畑は耕さなかったが、また山川を目指して北帰行となる。
おおよそ決めて出たことは、サクランボ狩り、渓流釣り、
温泉のフルコースである。

待ち焦がれていたことを粛々と実行するのは、自然である。
この自然は「しぜん」ではなく、「じねん」と書いたつもり。
自然薯のじねんとしてみた。

少し横道にそれる。
自然しぜんは西洋から伝播されたNatureの訳語、に対して
自然じねんは自ずから然らしむ、すなわち仏教の源にある
『あるがままの状態』と言っていいだろう。

ひち面倒臭い文字遊びはさておいて、兎にも角にも日本海を
北上して、暑寒別連峰の麓にある増毛に出かけたのである。
かの有名な鬼ごろしの銘酒を生んだ国稀酒蔵の町である。
清酒を語り歩くことと、文字の密林に彷徨うのは常軌のこと
なので別の機会に譲るとして、今日のタイトルは大袈裟に
「俳諧を愉しむ」とした。

在籍する句座に加わってから2年半が経つ。
それ以来、現在手遊びにしている諸事の嗜みは、総て俳句
のモチーフに繋げている(自然とそうなった)気がする。
増毛までの小旅行も、すなわち吟行と相成るわけである。

車窓の景色も、立ち寄った果樹園の空気感も、渓流の水の
音も、温泉の静謐な時間も、丸ごと句作のモチーフとなる。
出来上がった句作は、これ。


  白雨去り靴音響く修道女

  風吹かば蛍ぶくろの鐘が鳴る
  


DSCN5921.jpg
  海を見ていた午後
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プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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