晴耕雨読の日々

我は動かぬ石かはたまた空を貫く風となるか、時折徒然を呟く

葉月の贈り物

夏の終り何日か前、親と名のつく存在になってから幾十年。至宝の喜びが夏の終わりに到来した。少し前のブログに登場した次女が車の中で父親(わたし)にポツリと披講した句である。「愛」をテーマに詩を書くと宣言してから数年経つが、これには理由があった。実はである。「辛い時期こそ項垂れてばかりではいられない」と気がつくのには時間がいる。一年ほどかかって、ある創作サイトに詩を書き始めた。縋るような思いで愛にだけ焦点...

細流を歩く

  初恋      ■ 摩周湖の外輪を埋め尽くすダケカンバの絵姿 道東の北見市に三年間、生活していたことがある。土地が変われば、さまざまなことを学び生きる糧にしてきた。その土地の水を飲み、旬のものを食し、山河を駆け巡った。そうなんです。山川はこの頃も徹底して歩いておりました。あまり自慢の出来ることでは無いけれど、この三年の間に北見の隣町、美幌から東方にある川という川を具に歩いたのは、おそらく不束者の...

月の光

昨夜は葉月の満月。ベートーベンの「月光」を聴きながら、とキータッチと考えたけれど、もう少し明るくドビッシーの「月の光」では如何かな。  月の光昨日は一日中、編集のため文字を追っていた。少し前までは幸せなことに、文章・文字を読むのが生業だったので、月に何回かの編集なぞ高が知れていると思ったのが運の尽。そう易々といかないのは世の常。その理由は知っている。とかなんとか言い逃れは本分ではない。へへっと書い...

演奏の後に映画を観る

  ひこうき雲この間の土曜日は10日ぶりのギター演奏でした。サポートをしているグループの代表はピアニストであり、アコーディオン奏者の、これまた素敵な I 女史である。伸びやかな歌声と軽やかなピアノタッチで進む演奏に、もどかしいコードストロークも、ついつい調子が上がる。長年ギターを弾いてきたけれど、この齢になってカウントを未だ刻めるのは、実に嬉しいことである。参加してくれた方々の歌声が晴れやかになるのを...

初めて会った

  少年時代今日は盆の入り。家を出ている長女が帰省しており、女3人の朗らかな笑い声が絶えない。たったひとりの男子(わたし)は、そっと居間を出て自分の部屋に戻ることとなる。遡ること数十年前の夏、若い若いお父さんは幼子の長女の手を引き、国鉄ローカル線のディーゼル車に乗っている。長女の着ているタンクトップと短パンの色は ↑ の空の色。数日前から二人の生活なので、着せたのはお父さんである。降りた駅から病院まで...

俳句の真髄

起き笹や今日を限りの汽車とほす  あの日に帰りたい .兎に角、本を読み、文字を追うことにしている。お役目ご免になった時から、近くの図書館にある蔵書を総て読破しようと決めていたので、その思いを静かに全うしているつもりである。昨夜も同じように静かにページを開いたのだが、何頁目かで目が留まった。手にとった著書は児童文学ではつとに著名であるK氏の『北へ行く川』である。著者が意図し行間に隠された冒頭の句作は実...

足踏みから一歩二歩

アルファブロガーAlpha bloggerとは言えないまでも、何人か親しい人のブログを読むと、実に素敵なのです。総じて、こういう方たちの筆致は実にシンプルとくる。振り返って、当のわたしと言えば・・次に書くカテゴリが『愛』となっているのを気にして、珍しく足踏みしている。ふふーん、これが人生という迷い道の岐路にあるのかな。まあ、それは戯言です。木魂を引き寄せるように、しかも詳らかにラッパを吹き鳴らす感覚を忘れた訳...

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プロフィール

◎ 今人- imajin

Author:◎ 今人- imajin
湿ったアスファルトには
春風が消え夏の息吹が漂う
あの青々とした山間に棲む
コロポックルの戯れ
邪気のないことに憧れて
恋焦がれる思いを託すのさ
鈍色の空を只管仰ぎながら
何度薄暮の時間を迎えたか
長い長い冬の時間に萎れて
灯りを見出せないままの辛さ
無為の日々を過ごすことは
とてつもなく悲しい
影のように重なる自分が居て
ただその場に蹲っていた
閃光のような光が与えられて
照らし出されたわけでもなく
今を生きていることに気づく
そうさ多くは望まなくとも
森羅万象に眠る慈愛を
つまびらかに明かすが良い
葉漏れ陽に包まれて
僕は此処に居る

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

冒頭の詩は、今を生きる人
をタイトルにしています。
あまり、肩肘を張らない
タイプの人間ではあります
が、少し勢いを付けたいと
思う今日この頃。

詩のタイトルに倣って、
筆者名は【今人-imajin】
となりました。お気づきの
ように、ジョンレノンの
イマジンも模倣した訳です。

どちらかと言うと、
アスファルト・ジャングル
よりも山川に出没するのが
多いのですが、テリトリー
ではないので、吠えません。
万物万象には、畏敬の念を
忘れないようしています。

ただ自然の中にあるエナジー
は、日々の暮らしの糧になり
ますので、ちょいと拝借を
しています。
その場で文筆や写真・水彩の
記録をさせてもらってます。

その時折の呟きやら写真・
水彩画などを掲載するつもり
でいます。お訪ねのあった
機会には、拙い散文の背景や
行間を探ってみてください。

筆者として望外の喜びです。
よろしくお願いします。

連絡先はこちらに
banshow114☆yahoo.co.jp
☆を@に変えてください

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